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上海/蘇州イベント報告


2024年8月2日から4日にかけて、百年匠人責任者であるTORA氏が率いる日本の伝統工芸産地関連企業の訪中団は、上海と蘇州で地元政府や民間関係者と3つの交流イベントを開催。各イベントでは、参加者同士が心を開き、熱心にコミュニケーションを図り、多くの成果を収めました。


 

8月2日(金)《工芸伝承の道を探る》:上海

座談交流の場で、文化商会の楊震華会長は、百年匠人および関連企業や機関の訪問を歓迎すると同時に両国のウィンウィンの関係を築けることを希望されました。日中東方文化経済促進会の錢榮偉会長も、文化商会の長年の支援に感謝し、今後も協力を強化し、日中両国の経済文化交流と協力に貢献していくことを約束いただきました。訪中団からは日本の伝統工芸産業に関する状況を紹介しました。また芸術上海国際博覧会の運営ディレクターである顧辰氏からは、今後の博覧会における百年匠人の出展・協力の要請をいただきました。


8月3日(土)第二回《喜樾&百年 匠心物語》:上海


喜樾無間ブランドの創設者である李雲峰氏は、第二回《喜樾&百年 匠心物語》の開催に感謝の意を表すと同時にイベントの将来性に大いに期待を寄せておりました。引き続き、百年匠人責任者のTORA氏が、百年匠人の業務内容を紹介しました。その後、4人の匠が書斎のエリアで事前に準備した画像などを通じて、それぞれの分野の伝統技術を熱心に説明し参加者の理解を得ました。さらに、興味を持った方々に対して、西陣織·輪島塗· AMUAMI(伝統工芸をオリジナル編集した逸品)についての質問に答え、日本の伝統工芸の魅力について話し合いました。


8月4日(日)《伝統工芸の現代的演出》:蘇州


古都蘇州では、中国の繊維産業の大胆な革新に対応できる日本の織物を提案いたしました。日本を代表する織物産地である京都の西陣から、古い伝統技術を守りつつ、現代のニーズに独自の技術で対応できる加地織物·岱﨑織物が参加いたしました。穠錦川&多少閒室の主催者である闫震氏、多少Morelessの共同創設者である天珂氏、浙江理工大学の副教授である王雪琴氏も、それぞれの独自の見解を披露し、匠精神とブランド理念の間に深い共鳴を見せました。伝統工芸が現代社会でどのように再生されるかの大きなヒントを得ることができました。


まとめ


今回の開催で、中国の内装·インテリア業界は間違いなく日本の伝統工芸品の提案を望んでいることを確認出来ました。商品に直接触れ、作り手の話を聞くことで価値の正当性を認識されました。このイベントには直接参加 · 商品参加 · Zoom参加と様々な方法での参加が可能ですが、今後は直接参加に絞り込んで、皆様の参加を募らせていただきます。

 
 
 

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